6月も下旬となった今日この頃、現在この愛知県も梅雨入りしているはずですが、まとまった雨が降ったという印象は有りません。
週間天気予報でも来週いっぱい雨マークは皆無となっており、いわゆる空梅雨な状態のまま梅雨明けとなり、夏季の水不足が予想されています。
今夏は電気使用量の増加による電力不足が懸念される事から、より一層の節電が呼びかけられますが、さらにダム貯水率に余裕が無くなれば強力な節水が要請されそうです。
過度な円安によって生活物価が上がり、石油や天然ガス等エネルギー資源の値上りにより電気代やガス代も値上げ、少し前に「国民は値上げを許容している」と言った日銀総裁は批判の嵐にさらされ前言撤回してましたが、そんな今は参議院議員選挙の選挙期間中で選挙カーが「おおよそ実現できそうもない」威勢のいい公約を吹聴して回ってます。
いつも選挙のたびに思うのですが、政治家の述べる公約って軽すぎるので何か具体的な罰則(ペナルティ)を設けるべきです。
与党の建て前は「公約を実現できなかったら、次回の選挙で審判を受ける」ですが、その底には「次回の選挙でも野党は信用されないから、自分たちは当選できる」と考えが見て取れます。
一方、野党は「とりあえず政権を取ってから、公約を実行する方策を考えよう。たとえ実現できなくても、連立が機能しなかったと言い訳すれば済む。」と考えて無責任に言いたい放題やってるように見えます。
選挙の投票率が低い原因は、「政治家の言う公約はデタラメだから、それに期待して投票できない」から自分の一票が無意味に思えて「投票したくない」からだと思います。
そうとは言え「日本が憲法9条さえ守ってれば、実際に攻めてくる国は無い」などと、この期に及んで主張する政党が政権を取っても困りますので、そこ以外の候補者に投票する為に私は必ず投票に行きます。
他の国のが常に正しいとは思いませんが、現状の1強多弱な政党分布こそ「無責任な政治が行われる」原因だと思うので、米国みたいな2大政党制になって欲しいです。
さて、選挙について述べたら前置きが長くなり過ぎましたが、本日は外装の張り替え工事から大規模リフォームを進めていた「安城市二本木町K様邸」について、屋内の床張り工事の様子をお伝えいたします。
和室の畳敷きを床フロアー仕上に変更する工事、2階の傷んだ床フロアー上に新規フロアーを増張りする工事をおこなっています。
和室〜床の間が不要となり、収納と一体化する為に解体
床柱と壁を撤去した様子〜床の間と収納の床に段差あり
床の間の床板を解体〜高さを合わせ床下地を組んでます
天井の高さで、新たに内法(ヒノキ無節)を入れました
畳を撤去後、畳下(板)上に床下地を組み、断熱材入れ
約10cm厚グラスウール断熱材を圧縮して押し込みます
その上から針葉樹合板(表面ヒノキ単板)を張って固定
2階の床張り工事〜既存フロア上に新規フロアーを張る
クローゼット〜元々段差があり、工事後も扉が開きます
2階の別の居室〜ここにも同様に新規フロアー張ります
左が新規フロアー張りした部分、右は既存フロアー状態
部屋全面に新規フロアーを増張り後、撮影いたしました
既存の床材の上に新規の床材を増張りする工事は「床に不陸(傾き)が無く、扉やドア等で他の部屋との段差が問題にならない」場合に有効で、既存の床を解体して床下地を組み直す等の費用が発生しないので、最も安価にできる床リフォームです。
ただし、新規フロア材を張ったことで扉の開閉ができなくなる場合には、扉の取外し・下地組・再取付が発生するので注意が必要です。
さて、長くなっておりますので本日はここまで、次回は他の現場の進捗状況をお伝えいたします。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。