開催地が緊急事態宣言中なので実感が有りませんが、いよいよ来週から東京オリンピックが開幕いたします。
ほぼ全ての会場で無観客開催となるようで・・・「建設費用で大モメした新国立競技場」も「選手ファーストとかで急にマラソン会場に決定された札幌市」も「収容観客数で開催地が右往左往した水泳競技の会場」も・・・結局あの騒ぎは何だったんだ感が漂っています。
自国開催なのに、これほど盛り上がらない歓迎されないオリンピック・・・海外からの観客を呼べないのでインバウンド消費も期待できず、巨大な選手村の高層マンション、急ピッチで増加していた民泊、今となっては不要なハコモノだけが残った印象です。
人が集まることが悪い事になった世の中、次回のパリ五輪の後に開催地に立候補する国が無くなってしまうかもしれません。
いっその事、ずっと同じ都市で開催しつづけた方が良いかも・・・同じ会場を再生しつづける事で資源の無駄遣いを少なくできて持続可能で、最近声高に叫ばれている「SDGsな未来」に相応しいと思います。
さて、前置きはここまで、今回は7月から基礎工事を始めた2現場「知立市谷田町K様邸」と「安城市箕輪町O様邸」の進捗状況をお伝えいたします。
K様邸は8月9日に上棟、O様邸は8月2日に上棟の予定です。
知立市谷田町のK様邸〜6月末にて表層地盤補強を施工
愛知県の長期優良住宅認定を受けた後、補強工事を開始
昨日の様子〜地面を整形して、防湿シートを敷きました
ベース外周の型枠を組立て完了〜基礎の鉄筋を組みます
このK様邸は基礎鉄筋を組んだ後の来週末に鉄筋検査を受ける予定となっており、ここからはO様邸の基礎工事の様子をご紹介します。
安城市箕輪町O様邸〜先週の月曜、地面の整形後に撮影
今週の月曜、基礎の鉄筋組みが完了した後〜鉄筋の検査
敷地奥から撮影〜設計通り施工してるか鉄筋をチェック
基礎の外周、立上り部分の鉄筋ピッチを計測しています
人通口(床下で人が動き回る為の開口)周りの鉄筋補強
基礎の底盤(ベース)部〜格子組の鉄筋間隔のチェック
家の内壁の下部〜基礎の立上り部の鉄筋間隔のチェック
鉄筋かぶり厚(防湿シート〜鉄筋までの距離)チェック
住宅性能表示制度の耐震等級3を取る前提で構造設計しており、基礎の鉄筋が規定通りに施工できていたので、鉄筋検査は合格となりました。
この後、ベースコンクリート打設(基礎の底盤部にコンクリート施工)をおこなっており、基礎の立上り部の型枠を組んで、アンカーボルトやホールダウンといった「基礎と建物を緊結する金物」を取り付けて、立上り部のコンクリート打設をいたします。
再来週の後半には、土台を敷いて大引を組んで床下断熱材を組み入れて床組を完成させて、8月2日に上棟をおこないます。
さて、本日はここまでとして、次回は内装工事が完了した「安城市日の出町S様邸」の進捗状況をお伝えいたします。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。