2022年05月28日

安城市東町M様邸 コンクリート打設できました

 お久しぶりです。アンモクの大橋です。

 5月も下旬となりまして、最高気温が25度以上となる夏日が多くなってきました。

 夏と言えば屋外プール等の水遊びを連想する方も多いと思いますが、西三河地域では例年とは事情の異なる水不足に悩まされそうです。

 先週に大問題となった矢作川の明治用水の取水口は未だ復旧しておらず、取水ポンプを数十基も使って水を汲み上げていますが、工業用水や農業用水としての機能が大きく制限されています。

 近隣の他の河川から取水ポンプで明治用水へ水を引き入れたり、下流で明治用水から川へとつながる河口をせき止めたりしていますが、どれも対処療法の域を出ずに根本的な解決とはなっていません。

 やはり、取水口の所の堰の手前の川底に空いた穴をふさぐか、穴の周りを囲んで水が流れ出ない様にするしかなさそうです。

 西三河地域の緊急を要しない公共工事を全てストップしてでも大量の資材と人員を投入して早期解決を図るべきなのに、何故しないのか是非とも理由が知りたいです。

 必要な水が確保できずに操業できない工場、田植え時期なのに干からびてしまった田畑、天災なので仕方ないとは言えど困っている方が大変多くいらっしゃいます。


 さて、前置きはここまでとして、本日は先週から今週にかけて施工した「安城市東町M様邸の基礎コンクリート打設」の様子をお伝えいたします。

 雨天で2回も延期〜当初の予定から10日ほど施工が遅れましたが、現在は基礎の立上り部のコンクリート打設も済んで型枠を外しており、6月11日の上棟までには十分なコンクリート強度を確保できる工程です。

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 安城市東町M様邸〜基礎ベースコンクリート打設の全景

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 生コンのミキサー車とコンクリート圧送ポンプ車を接続

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 ポンプ車ホース:施工する職人の手元へ生コンを届ける

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 コテを使って打設した生コンの表面をキレイに均します

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 生コン打設から数日後〜表面が乾いて白くなっています

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 土間床の所へ設置する基礎断熱材を搬入〜型枠組み準備

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 基礎の型枠組み完了〜この立上り部の上が壁となります

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 この後、外側から型枠へ支え(つっかえ棒の様な)設置

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 数日おいて、立上り部コンクリート打設を施工しました

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 振動機を使って、生コン内の砂利をばらして均一に施工

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 立上り打設から数日後、玄関土間床のコンクリート打設

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 本日の様子〜基礎型枠を撤去、周辺の土埋戻しをします

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 敷地奥から撮影〜手前のボードは浴室下部の基礎断熱材

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 玄関を撮影〜土間床の周囲には基礎断熱材を入れて断熱

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 来週いっぱい乾燥養生(触らずにそっとしておく)期間

 しばらくは、打設したコンクリートを乾燥させる養生期間に充てて、乾燥が進んで充分なコンクリート強度が出た後に上棟をおこないます。


 さて、本日はここまでとして、次回は他の現場の進捗状況をお伝えいたします。

 長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
posted by ohashi at 15:39| 愛知 ☀| Comment(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月21日

着工後の外装リフォームの2現場 進捗状況ご紹介  

 お久しぶりです。アンモクの大橋です。

 本日より5月も下旬となりまして、いよいよ梅雨の足音が聞こえそうな今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。

 雨天から連想して水と思い浮かべますと、今週、弊社のある西三河地域では大事件が起こりました。

 この地域の産業を支えている工業用水や農業用水の起点「矢作川の取水口」の所で、川の水をせき止めるダムの手前の川底に穴が開いてしまって下流に水が流れ出ているので、ダムに水が貯まらくなって取水口の高さまで届かず、水が取り込めなくなっています。

 現在はポンプを使って川から水を汲み上げていますが、根本的な解決とはなりません。

 産業用としては一年を通して一定量の水を使っていますし、農業用としては水田の田植え前後と重なっており一年で一番多くの水を必要とする時期です。

 ウクライナ戦争の件と言い、今年は「まさか」が起こりすぎです。

 まだ一年の折り返し地点にも達していませんが、もうこれ以上、悪い事が起こらないことを願ってやみません。


 さて、前置きはここまでとして、本日は連休明けに着工した外装リフォームの2現場について、進捗状況をお伝えいたします。

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 刈谷市東刈谷町A様邸〜18年前に弊社が新築した平屋建

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 外壁面の経年劣化を考慮して、再塗装を依頼されました 

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 木造デッキを解体撤去し、新たに樹脂デッキを造ります

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 デッキ解体後〜塗装の為の仮設鋼管足場を組んでいます

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 仮設足場と保護養生シート張が完了〜道から全景を撮影

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 塗装の下準備〜高圧洗浄機を使って外壁面を洗浄します

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 木アラワシ仕上の軒裏〜ここも高圧洗浄した後で再塗装

 上記のA様邸の外装リフォームは、既存の外壁サイディング塗装面の上に再塗装を施していく工事内容でした。

 一方、下記にてご紹介するK様邸リフォーム工事では「既存の外壁サイディングを撤去して、新たに外壁サイディングを張る」という工事内容です。

 実は今年4月から「石綿(アスベスト)の有無の事前調査結果の報告」が元請業者(お客様から工事を依頼された施工業者)に義務付けられまして、「床面積80u以上の既存建物の解体」および「石綿を含む可能性のある部分の解体を含む総額100万円以上の工事」については「労働基準監督署と自治体」へ事前調査結果を報告しなくてはなりません。

 この「石綿を含む可能性のある部分」というのが曲者でして、例えば「外壁サイディング」や「浴室タイル貼の床や壁」はもちろんの事、「内壁の塗り仕上に使った塗材や塗料、壁紙下地せっこうボード」まで該当します。

 早い話が「総額100万円以上のリフォーム工事で、少しでも床や壁や天井仕上のやり替えを含む工事」は全て、着工する前に事前調査をおこなって結果報告を行う義務が課せられました。

 その事前調査によって、例えば不明な塗材等では研究機関で成分分析(有料〜1素材の分析で費用が数万円)を行う必要があったり、結果の内容からアスベスト含有の有無や程度により「解体時に行う防護措置(対:周辺環境、対:解体作業する当人)」に差異が生じたりします。

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 安城市二本木町K様邸〜現地調査後、解体工事前の全景

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 既存外壁サイディング仕上を解体〜新規やり替えします

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 外壁サイディング解体〜配管周りを丁寧に

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 外壁面の調査結果「含有なし」なので〜特段の処置は無

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 既存サイディング撤去後に撮影〜透湿防水シート面です

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 2階も撤去完了〜シート面が痛んでいる部分は張り替え

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 1階の東面〜全面に透湿防水シートを張り替え後、撮影

 来週の天候を見ながらではありますが、5月末〜6月初旬を目途に刈谷市東刈谷町A様邸は塗装工事をおこない、同様に安城市二本木町K様邸は新規サイディング張り工事を進めていきます。

 また後日、其々の現場の進捗状況をお伝えしたいと思います。


 さて、記事が長くなっておりますので今回はここまで、次回は「安城市東町M様邸の基礎コンクリート打設工事」の様子をお伝えいたします。

 長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

posted by ohashi at 15:28| 愛知 ☔| Comment(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2022年05月14日

安城市東町M様邸 まもなくベースコンクリート打

 お久しぶりです。アンモクの大橋です。

 五月晴れという言葉が有りますが、今年は5月に入ってから雨天が多くなっています。

 弊社アンモクの工事現場においても、新築建物の基礎コンクリート打設を雨天の為に延期せざるを得なかったり、外壁の張り替えリフォームや外壁表面の再塗装を予定していた現場では2〜3日は雨天を避けたいので1週間ほど予定していた工程をずらしたり、工期の遅れが少々発生しました。

 余裕を持たせた工程を組んでいるので、お引渡し日程が遅れるまでにはなりませんが、ズルズルと工程が先延ばしになるのは宜しくありません。

 天気の事なので仕方ないのですが、もう少し5月らしく晴天が続いてほしいものです。


 さて、本日の当ブログでは先月下旬から着工した「安城市東町M様邸」について、基礎の鉄筋検査の様子をお伝えいたします。

 本来であれば「基礎の立ち上がり部の型枠組み」をお見せできる予定だったのですが、当初9日で予備日を昨日(13日)に予定していた「基礎のベースコンクリート打設」が雨天で延期となってしまい、来週18日(水)に改めて施工する事になりました。

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 安城市東町M様邸〜5月6日(金)鉄筋検査の際の全景

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 敷地の南東角から〜L字型で延床40.8坪の2階建て住宅

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 敷地の北東角から〜写真手前の右方は庭スペースを配置

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 立上り人通口(点検の為に行き来する開口)下部の鉄筋

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 基礎の外周の立上り〜鉄筋ピッチ(間隔)等のチェック

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 基礎ベース(底盤部)鉄筋かぶり厚5cm確保チェック

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 基礎ベース(底盤部)格子状の鉄筋組〜設計通りの証明

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 間仕切壁(内壁の下部分)基礎〜鉄筋ピッチのチェック

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 メンテナンスの効率を確保する配管スリーブ(排水管)

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 給水管(青)と給湯管(赤)〜其々のヘッダーへと接続

 2回に渡って順延となりましたが、来週18日(水)付近は雨が降らない予報が出ているので、基礎ベースコンクリート打設を行いたいと思います。

 その後、数日間おいて基礎の立上り型枠組みをおこなって、アンカーボルトやホールダウン金物を設置して、立上り部のコンクリート打設を施工いたします。

 今月いっぱいで基礎工事を完了させて、10日間ほどコンクリート乾燥養生期間を確保して、6月11日(大安)に上棟する予定です。


 さて、本日はここまでとして、次回は「外装リフォームを進めている2現場」についてご紹介したいと思います。

 長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

posted by ohashi at 14:12| 愛知 ☁| Comment(0) | 建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする