5月も下旬となりまして、最高気温が25度以上となる夏日が多くなってきました。
夏と言えば屋外プール等の水遊びを連想する方も多いと思いますが、西三河地域では例年とは事情の異なる水不足に悩まされそうです。
先週に大問題となった矢作川の明治用水の取水口は未だ復旧しておらず、取水ポンプを数十基も使って水を汲み上げていますが、工業用水や農業用水としての機能が大きく制限されています。
近隣の他の河川から取水ポンプで明治用水へ水を引き入れたり、下流で明治用水から川へとつながる河口をせき止めたりしていますが、どれも対処療法の域を出ずに根本的な解決とはなっていません。
やはり、取水口の所の堰の手前の川底に空いた穴をふさぐか、穴の周りを囲んで水が流れ出ない様にするしかなさそうです。
西三河地域の緊急を要しない公共工事を全てストップしてでも大量の資材と人員を投入して早期解決を図るべきなのに、何故しないのか是非とも理由が知りたいです。
必要な水が確保できずに操業できない工場、田植え時期なのに干からびてしまった田畑、天災なので仕方ないとは言えど困っている方が大変多くいらっしゃいます。
さて、前置きはここまでとして、本日は先週から今週にかけて施工した「安城市東町M様邸の基礎コンクリート打設」の様子をお伝えいたします。
雨天で2回も延期〜当初の予定から10日ほど施工が遅れましたが、現在は基礎の立上り部のコンクリート打設も済んで型枠を外しており、6月11日の上棟までには十分なコンクリート強度を確保できる工程です。
安城市東町M様邸〜基礎ベースコンクリート打設の全景
生コンのミキサー車とコンクリート圧送ポンプ車を接続
ポンプ車ホース:施工する職人の手元へ生コンを届ける
コテを使って打設した生コンの表面をキレイに均します
生コン打設から数日後〜表面が乾いて白くなっています
土間床の所へ設置する基礎断熱材を搬入〜型枠組み準備
基礎の型枠組み完了〜この立上り部の上が壁となります
この後、外側から型枠へ支え(つっかえ棒の様な)設置
数日おいて、立上り部コンクリート打設を施工しました
振動機を使って、生コン内の砂利をばらして均一に施工
立上り打設から数日後、玄関土間床のコンクリート打設
本日の様子〜基礎型枠を撤去、周辺の土埋戻しをします
敷地奥から撮影〜手前のボードは浴室下部の基礎断熱材
玄関を撮影〜土間床の周囲には基礎断熱材を入れて断熱
来週いっぱい乾燥養生(触らずにそっとしておく)期間
しばらくは、打設したコンクリートを乾燥させる養生期間に充てて、乾燥が進んで充分なコンクリート強度が出た後に上棟をおこないます。
さて、本日はここまでとして、次回は他の現場の進捗状況をお伝えいたします。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。