季節は巡り秋が深まって、ずいぶんと日が暮れるのが早くなりました。
先週、某市にて上棟をおこなった時は夕方でも明るかったのですが、本日では午後5時に日没〜午後5時半で既に暗くなっています。
まさに「秋の日は釣瓶(つるべ)落とし」、明後日は霜月(しもつき)11月、いよいよ本年も残すところ約2か月となりました。
さて、前置きはここまでとして、本日は先週より既存建物の解体工事を進めておりました「安城市赤松町I様邸」の進捗状況をお伝えいたします。
解体工事が一昨日に完了して、昨日のお昼ごろに地盤調査をおこないました。
安城市赤松町I様邸〜既存建物の解体(前半部分が完了)
屋根瓦を下ろし、窓サッシ外して、畳や建具を運び出し
ここから重機の出番〜作業アーム付の油圧ショベル出動
後から増築した鉄骨造の所を解体済〜ここからは木造部
解体で出る廃材(鉄と木)は分別して集め、撤去します
上物の解体が完了〜重機ヘッドを取り換え、基礎を解体
基礎の解体が進んだ今週火曜の様子、まもなく全て完了
一昨日で片付けも全て済んで解体工事は完了、ここからは昨日の地盤調査の様子をご紹介します。
道路から撮影〜建物の外周となる所に目印テープを設置
スウェーデン式サウンディング試験の調査機を現場入れ
測定ポイントは建物の四方の角、建物重心の五か所です
キリを付けたロッドが沈むまでの荷重の掛かり方を調査
対角線で出した建物の中心(おおよその重心)を調査中
調査が終了〜試験データを基に地盤強度を分析して判定
地盤調査をおこなって約一週間後、地盤調査報告書および地盤検討書(家を建てるのに必要な地盤強度が足りない場合に作成する「地盤補強の計画書」)が出来上がります。
もし地盤補強が必要な場合は、地盤検討書に基づいた地盤改良工事を施工して、その後で住宅の基礎工事をおこないます。
さて、本日はここまでとして、次回は「安城市古井町のS様邸」の造作工事の様子をお伝えいたします。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。