ずいぶんと日が暮れるのが早くなった今日この頃、この記事を書いている夕方5時半の時点で既に外は真っ暗になりました。
この分だと来月おこなう上棟の際には、大工さんの高所作業での安全を確保したリミットは夕方4時半くらいです。
当日に屋根面の雨養生まで完了する為には、上棟の開始時間を少し早めに設定して、丁寧かつ段取り良く進めていく必要があります。
大工さんの作業チーム分けと役割分担、接合金物等の手配など、綿密に作業計画を練って上棟当日を迎えるべく準備を進めてまいります。
さて、前置きはここまで、本日は来月中旬に上棟をおこなう「安城市赤松町I様邸」の地盤補強工事の様子をお伝えします。
安城市から長期優良住宅の認定を頂いて、さっそく地盤補強工事をおこないました。
I様邸〜地盤調査結果に基づいて、表層地盤補強を採用
表層地盤補強とは「地盤面の土を削り取ってセメント固化材と混ぜ、それを締め固める事で地耐力を確保する」工事で、地盤調査の結果が悪くないものの「家を建てるには表層の地盤面が少し弱い(地耐力が足らない)」場合に用いられる地盤補強です。
(空になった)低粉塵型セメント固化材が入っていた袋
油圧ショベル使い、既存土とセメント固化材を混ぜます
固化材を混ぜ終えた部分から、外周部を深く掘って整形
整形作業と並行し、重機でセメント固化材を混ぜてます
整形の済んだ処から、転圧機で土をしっかりと締め固め
整形作業が端まで完了〜引き続き、転圧機で締め固め中
表層地盤補強が完了〜これで外周の基礎型枠が組めます
西から東に向いて撮影〜今日から基礎工事を始めました
表層地盤補強工事にて「建物の外周部の掘り方」と「内部の整形と転圧(地盤面の締め固め)」が済んでいるので、基礎工事を担当する職人さんの作業は「建物の外周部の基礎型枠を組む」事から始まります。
型枠が組めたら「コンクリート基礎の内部の鉄筋組み」をおこない、鉄筋検査をして合格した後、基礎のベース(底盤部)コンクリート打設が可能となります。
さて、本日はここまで、次回は他の現場の進捗状況をお伝えいたします。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。