お久しぶりです。アンモクの大橋です。
7月も半分が過ぎようとしていますが、未だに「梅雨明け」の報せがありません。
当社のある安城市は割と「空梅雨」状態が続いているのですが、同じ愛知県でも犬山市等の地域では局地的・瞬間的な大雨被害が出ています。
梅雨ならではの「シトシトと降る長雨」、あまり近年ではお見かけしておらず、降る時は落雷とともに一気にドサッと局地的に〜まるで「スコール」の様な雨が定番になっていますね。
これも地球温暖化による、「日本の亜熱帯気候化」なんでしょうか?
さて、前置きはここまでとして、つい先日に工事を開始した「安城市尾崎町の公民館の建て替え」の基礎工事の様子をご紹介いたします。

基礎工事の開始 : ベース部(土の下に隠れる部分)の掘削
掘った部分の地盤をしめ固める為、砕石を運び入れてます

ユンボ(油圧ショベル)を使い、搬入した砕石をならしてます
前がブルドーザーの様になってて、「押して」ならす事が可能

きれいに表面をならし終わったら、「砕石入れ」は完了です
外周は「建物の内部」よりも深く掘り、大きな基礎を造ります

「基礎の外周」に型枠を組みました〜真ん中の低い所は玄関
コンクリート打設時に圧力に耐えられる様、外側から「支え」

型枠の内側の様子〜砕石上には防湿シートを敷いています
地盤面の湿気が上ってこない様、基礎の下でシャットアウト

建物内から「外周りの型枠」を撮影〜筒状の物は配管カバー
配管が集中しているココは、「男子トイレ」と「女子トイレ」です

「鉄筋組み」〜あらかじめ工場で組んで、現地で組み上げ
ちなみに、高くなっている所は「立ち上がり部分」になります

鉄筋組み施工中、「基礎の全景」を西のメイン道路から撮影
写真の手前、低い型枠で囲っている部分が玄関になります

「鉄筋検査」の様子〜基礎の「立ち上がり」部分の鉄筋組み
この「立ち上がり」部の上が、部屋と部屋との「間仕切り壁」

「鉄筋検査」の様子〜基礎の「外周部の鉄筋組み」チェック
外周は他より深くなっており、釣り針状に鉄筋を組んでます

基礎の内部「ベース部分」の鉄筋、格子状に組んでいます
1つの格子ピッチ(大きさ)「直径13mm鉄筋で150mm角」

建物の内部の立上り部分、「人通口」の補強の鉄筋チェック
メンテナンスの時、人が床下に入って移動するのに必要です

外周部の立上り部分、「風窓(かざまど)」の補強筋チェック
風窓とは「床下の換気口」、ここに円形風窓を組み入れます
ここから、本日の様子〜「ベース部分のコンクリート打設」をおこなっています。

コンクリートミキサー車と連結した「圧送ポンプ車」を使います
ホースで手元まで生コンクリートを運び、コンクリートを打設

写真の中央、上へ伸びているのが「圧送ポンプ車」のホース
かきまぜてコンクリート内の気泡を出す人、表面をならす人

コンクリート打設の様子を近くで撮影〜迅速かつ丁寧に施工
トンボを使って「打ちたての生コンクリート」表面をならします
これで基礎工事の前半部分「ベース部コンクリート打設」が完了〜来週早々に内側の型枠組みをおこない〜基礎の「立ち上がり部分」のコンクリート打設を施工します。
また後日、「基礎工事の仕上」までの様子をお伝えいたします。
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
追伸
突然ですが「昨日〜本日の午前中」、弊社の通信回線が使用不能になっていました。
弊社はNTT西日本さんの光ファイバー回線で「電話」「ファックス」「インターネット」全てを使っているのですが、どうやら大元の光ファイバー回線を制御している通信機器「ONU(光回線終端装置)」が稼働できない状態だったようです。
正午くらいに、NTTさんのメンテナンス担当の方が到着する前に自然回復しましたが、色々と調べてもらっても故障原因が判らず、念のため「一番あやしい」上述のONUを交換して〜しばらく様子を見る事になりました。
来てくださったメンテナンスの方のお話だと「落雷等が原因かもしれなくて、夏の時期に頻発しているトラブル」だそうです。
今のご時世、職場のパソコンで使用するソフトウェアもクラウド認証型が多いので〜通信環境が遮断されると使用不能になってしまいます。
クラウド型ソフトはスタンドアローン型に比べてデータ容量が少なくて済むのが利点だけれども、こうゆう時は困りものですね。